競艇のスタート展示や周回展示って何?展示航走のポイントを徹底解説

admin
2021年3月5日

競艇のスタート展示や周回展示って何?展示航走のポイントを徹底解説

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_01_02_01.html

近年では、インターネットの普及により、公式サイトでレースの事前情報なども簡単に調べられる時代になりました。

しかし、単に『情報だけを見て』予想するのと、実際に『展示航走を見て』予想するのとでは、明確な差が出ると言われています。

今回当記事では、競艇の展示航走について詳しく紹介していきます。

競馬のパドックと同様に、競艇で予想する上では『展示航走』が、かなり重要になってくるのは間違いありません。

それでは、順を追って見ていきましょう。

 

展示航走とは?

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/19/y_181.html

競艇の展示航走とは、本番レースの直前に、各選手が、予想の参考やボートやモーターの調子を観客に見てもらうために、コース取りとスタートの練習を行うことを指します。

展示航走は『スタート展示→周回展示(2周)→展示タイムの測定』の流れで行われ、それぞれの内容で以下の項目を確認することができます。

 

スタート展示

行き足・進入隊形・スタートタイミング

 

周回展示

回り足・艇の安定感

 

展示タイム

伸び足

 

上記のことから、展示航走では主に『モーターの性能』を確認していると言えるでしょう。

競艇では、モーターの性能が選手の実力と同じくらいレースの結果に影響するとされていて、予想する上では重要な要素となります。

また、展示航走では、『スタートの進入隊形』も確認することができます。

必ずではありませんが、展示航走でのコース取りはレース本番でもそのまま行われることが多いので、それを前提に予想を組み立てていくことが多くなるでしょう。

このように、出走表の情報に展示航走の情報をプラスすることで、予想の質を格段に上げることができるので、展示航走を見ないで予想するのは、圧倒的に不利と言えるでしょう。

それでは、予想する上で重要な着目ポイントを紹介していくので、予想の際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

スタート展示のポイント

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_01_02_02.html

競艇のスタート展示とは、本番のレースの直前に、各選手がスタートの練習をすることを指し、レース本番を想定して、ピットアウトからスタートまでしっかりと行われます。

スタート展示で、注意して見るべきポイントは以下の3つになります。

 

・モーターの行き足

・進入隊形

・スタートタイミング

 

進入隊形とスタートタイミングは、公式サイトの直前情報の画面で、データや数値として確認できるので比較的分かりやすいでしょう。

しかし、モーターの行き足は中継を見ながら目視で確認することになるので、競艇初心者の人には少し難しく感じるかも知れませんが、何度も注目して見て少しずつ慣れていきましょう。

 

モーターの行き足を見るポイント

モーターの行き足とは、『最高速になるまでの中間速』のことを指し、行き足が良いとスタートしてから、第1コーナーまで早くたどり着けたり、ターン後の直線でもより早く最高速になることができます。

逆に、行き足が悪いとスタートが良くても、第1ターンマークで先にターンすることができなかったり、直線での最高速で走れる距離が短くなったりしてしまいます。

こちらは、数値として出るわけではないので、競艇場のモニターや公式サイトからの配信で確認しましょう。

スタートしてから第1ターンマークまでのスピードが伸びている艇は『行き足が出ている』、逆に、スピードが伸びずに他の艇に引き離れるようなら『行き足が出ていない』ということになります。

行き足が出ている艇は本番のレースでも活躍が期待できるので注目しておきましょう。

 

進入隊形を見るポイント

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_01_02_03.html

進入隊形とは、『それぞれの選手がどのコースからスタートするか』を表す際に用いる言葉です。

基本的には枠番通りのコースでスタートする『枠なり進入』が多くなりますが、アウトコースの艇がインコースを取りに行く『前ヅケ』を行うこともあるのでしっかりと注目しておきましょう。

競艇は、基本的にインコースが有利とされているので、アウトコースの艇は少しでもインに入ろうとします。

スタート展示で『アウトコース選手が1~3コースを取りに行くような大きな前ヅケ』が行われた場合は予想が難しくなるとされています。

その理由は、大きな前ヅケが行われた場合、本番のレースでスタート展示通りの進入隊形にならない可能性が上がるからです。

進入隊形が変わると、レース展開が全く異ってくるので、組み立てておいた展開予想が無駄になってしまう可能性が高くなります。

以上のようなことから『枠なり進入のレースの方が予想しやすい』とされています。

競艇初心者の人などは特に、スタート展示で枠なり進入が行われたレースに絞って予想する方が無難と言えるでしょう。

 

スタートタイミングを見るポイント

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_01_02_04.html

スタート展示ではフライングをしてもペナルティがないので、各選手は先ず、タッチスタート(.00のスタート)を狙って全速力でスタートします。

当然、スタートタイムが早い選手には注目しておくことが必要ですが、『スタート展示でフライングをした選手』にも注目しておいた方が良いでしょう。

その理由は、選手が思っていたよりモーターの性能が良かったため、フライングになってしまった可能性があるからです。

もちろん、例外もあるので他の要素と組み合わせて予想することが重要になります。

出走表に書いてある平均スタートタイムと合わせて、スタートが早そうな選手に注目しておきましょう。

 

周回展示のポイント

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level1/l1_01_03_03.html

続いて、周回展示の注意しておくべきポイントも見ていきましょう。

周回展示とは、本番のレースの直前に、各選手がターンの練習をすることを指し、各選手はスタート展示の後で、一定間隔ごとに出発して『第1ターンマーク→第2ターンマーク→第1ターンマーク』の順で3回ターンを行います。

周回展示の注意して見るべきポイントは以下の2つになります

 

・モーターの周り足

・艇の安定感

 

こちらの2つも、数値ではなく目視で確認することになるので、何度も周回展示を見て慣れていきましょう。

また、周回展示時の風や波の影響もあるので、1回のターンで良し悪しを判断するのではなく、3回のターン全てに着目してトータルで判断するようにしましょう。

 

モーターの回り足を見るポイント

モーターの回り足とは『ターンを上手く回れるモーターの性能』のことを指し、回り足が良いと、プロペラが水をしっかりと捉えられるので、旋回半径の小さいターンを決めることができます。

逆に、回り足が悪いとターンがふくらんでしまい、内側を差されてしまう原因になってしまうでしょう。

各選手の回り足は、周回展示でターンが外側に流れていないかで判断できます。

こちらも数値として出るわけではないので、競艇場のモニターや公式サイトからの配信で確認しましょう。

艇の先端が早く内側に向いたり、コースの内側に向けて艇が流れていく艇は回り足が良いとされています。

逆に、艇の先端がなかなか内側に向かなかったり、コースの外側に向けて艇が流れていく選手は回り足が悪いとされています。

回り足が出ている艇は本番のレースでも活躍が期待できるので、注目しておきましょう。

前記の通り、競艇は基本的にインコースが有利なので、1号艇の回り足が良い時は必ず注目しておきましょう。

 

艇の安定感を見るポイント

周回展示では、艇の安定感を見ておくことも重要になります。

艇の安定感が良いと、選手は思い切って大胆なターンをすることができ、思い通りの場所に艇を運べるようになります。

逆に、艇の安定感が悪いと、転覆を恐れて慎重なターンになってしまったり、狙ったターンを決めることが難しくなったりしてしまいます。

各選手の安定感は、周回展示で艇がバタついていないかに着目して確認しましょう。

ターンを静かに回れる艇は安定感が良く、ターンでバタつくような艇は安定感が悪いとされています。

こちらも数値として出るわけではありませんが、周回展示の3回あるターンのうち、2回以上バタつくようなら危険視しておいたほうが良いとされていて、アウトコースの艇の安定感が良いと、『差し』、『まくり』、『まくり差し』を展開に応じて狙える可能性が高くなるとされています。

 

展示タイムとは?

画像元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/19/y_182.html

競艇の展示タイムとは、各選手の『直線の時に掛かった時間』のことを指します。

展示タイムは、周回展示2周目のバックストレッチのスタートライン延長線から第2ターンマークまでの150mで測定されていて、展示タイムで見るべきポイントは『モーターの伸び足』とされています。

展示タイムは、周回展示が終了した後の場内アナウンスや、公式サイトの直前情報で数値として確認できるので、初心者の人でも簡単に確認することができます。

予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

モーターの伸び足の見るポイント

モーターの伸び足とは『直線での最高速』のことを指します。

伸び足が良いと、バックストレッチの直線で他の艇と競り合ったときに、追い抜くこともできますが、伸び足が悪いと、バックストレッチの直線で他の艇に追い抜かれてしまうこともあるでしょう。

各選手の伸び足は展示タイムが早ければ早いほど良いとされていて、展示タイムが『0.15秒』違うとバックストレッチで1艇身の差ができると言われています。

また、アウトコースの艇の伸び足が良いと、1周目の第1ターンマークでまくりを決めやすいとされています。

出走する艇の中で、展示タイムが最も速い艇と最も遅い艇をチェックしておきましょう。

 

まとめ

今回当記事では、競艇の展示航走について詳しく紹介してきました。

スタート展示・周回展示・展示タイムにはそれぞれ見ておくべきポイントが存在して、予想する上でとても重要となります。

予想の際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

競艇のナイターレースって何?予想のポイントや観戦方法まで徹底解説

admin
2021年3月5日

競艇のナイターレースって何?予想のポイントや観戦方法まで徹底解説

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/21/y_193.html

近年の競艇は、老若男女問わず人気の高まっている傾向にあります。

その理由として、公営ギャンブルの中で1番的中率が高いことも挙げられますが、PCやスマホの普及により、全国24ヵ所の競艇場のどこかで、365日開催されているレースをどこにいても観戦できるようになったのも大きな要因の1つとされています。

さらに近年では、一部の会場で『ナイターレース』が開催されていて、平日の仕事帰りなどに舟券を買い、レースを見ることも人気の楽しみ方になっています。

今回当記事では、競艇のナイターレースについて詳しく紹介していきます。

ナイターレースの特徴や、予想のポイントなど、実際に舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

各競艇場のライブ配信の観戦方法も紹介するので、晩酌のお供にナイターレースを自宅で楽しむなんていうのもオススメですよ。

それでは順を追って見ていきましょう。

 

ナイターレースとは?

競艇のナイターレースとは、一部の競艇場で夜の時間帯に開催されているレースのことを指します。

競艇のナイターレースでは、第1レースが15時頃に行われ、第12レースが20時30分頃に行われていて、デイレースの第1レースが11時に行われ、第12レースが16時30分頃に行われることを考えると、約4時間差ほどのスケジュールで開催されているということになりますね。

夜遅くまでやっているので、ナイターレースなら夕方まで仕事で忙しい人でも、平日に競艇を楽しむことができるでしょう。

近くにナイターレースを開催している競艇場がある方は、仕事帰りに寄ってみるのもオススメですよ。

 

競艇にナイターレースが存在する理由

競艇に限ったことではありませんが、野球やサッカーなどのスポーツにもナイターゲームが存在するのはご存知かと思います。

プロスポーツの試合は、『興行として行われる』ことがほとんどで、チームや選手を応援しているお客さんやファンの層は、サラリーマンや若者の人が中心とされています。

ということで、平日の昼間にプロ野球の試合をやってもお客さんも中々観戦に行けないし、昼間にテレビ中継をしても視聴率も望めません。

ボクシングなどTV中継されるような大きな試合も昼間ではなく、夜の時間帯に行われることが多いのも、プロ野球同様に『興行』としてやっているのが理由の1つとされています。

これはギャンブルにも同じことが言えます。

夜のパチンコ屋には仕事帰りの会社員の人がたくさんいますし、競艇の場合でもナイターレースの導入で、売り上げ的にデイレースよりも増加傾向にあり、一定の効果があると言われています。

全国モーターボート競走施行者協議会が発表した2019年度の競走場別の総売り上げは、約1,116億円で住之江競艇場が1位。

そして約1,055億円の大村競艇場、約1,013億円の蒲郡競艇場、約982億円の桐生競艇場と続きます。

引用元:http://www.kyo-tei.com/index.htm

そして、上記の競艇場は全てナイターのレース場です。

2017年がナイターレース1年目だった下関競艇場は、舟券の売り上げが前年度比で291%にも上りました。

SG開催もあったとはいえ、これぞナイター効果とも言えるでしょう。

 

ナイターレースが開催されている競艇場は?

写真元:https://www.boatrace-suminoe.jp/modules/access/?page=index_facility

2021年1月時点でナイターレースは、以下の競艇場で開催されています。

・桐生競艇場

・蒲郡競艇場

・住之江競艇場

・丸亀競艇場

・下関競艇場

・若松競艇場

・大村競艇場

ちなみに競艇で初めてナイターレースを開催したのは『桐生競艇場』です。

舟券の売り上げが、増加傾向にあることからナイター開催に参入する競艇場が増えて蒲郡競艇場・住之江競艇場・丸亀競艇場・下関競艇場・若松競艇場に加え、2018年9月の開催より大村競艇場が参入しました。

 

昼と夜の違いによるレースへの影響

ナイターレースでは、昼と夜では環境面の異なる点が多いことも特徴の1つとして挙げられます。

特に、昼に比べて視界が暗くなる・気温が下がるという点に各選手、苦戦を強いられるでしょう。

視界が暗くなると、昼間はハッキリ見えていたものが見えなくなったり、照明のせいで物の見え方が変わったりします。

また、競艇で使用されているモーターの特性上、気温が下がるとモーターの出力が変わってしまいます。

このような要因から起こるナイターならではのレースへの影響を見ていきましょう。

 

スタートのタイミングが取りにくくなる

ナイターでは良いスタートを切るのが難しくなるとされています。

選手は大時計の針を参考にスタートを切っているのですが、周りが暗くなるので明るい時間と比べ少し見えにくくなってしまいます。

スタンドの位置を参考にフライングになっていないかどうか測る選手もいると言われていて、夜はカクテルライトに照らされているのでいつもと風景が変わって見えてしまうそうです。

ナイターでも良いスタートを切れる選手かどうか見極めるために、展示航走と選手の平均スタートタイムにしっかり着目しておきましょう。

 

モーターの出力が上がる

ナイターレースは昼間よりも気温が下がるので、モーターの体積効率が上昇して出力が上がります

これにより、各艇のモーターの性能に大きな差が生まれます。

気温が5度変わるだけでスピードが大きく変わるので、モーターにより注目する必要があるでしょう。

競艇では、1コースが有利とされていますが、モーターの出力が上がることにより、短い距離で加速ができるので、ナイターレースでは1コースがさらに有利とされています。

タイム展示、スタート展示でモーターの出力をしっかり確認しておきましょう。

 

水面にライトが反射してしまう

ナイターでは水面にライトが反射してしまいます。

特に、ターンの際に引き波が水面に凹凸を発生させ、ライトの反射が起こり、選手の視界が悪くなってしまいます。

また、競艇選手はレースの際に、ヘルメットを被っているので視界が元々狭くなっていて、その狭い視界の中に眩しさが入ってくるとほぼ前が見えない状態になると言われています。

先頭の艇は影響を受けにくいのですが、後続の艇はターンの際に波が立っている水面を走るのでライトが反射して目に入る可能性が高いとされています。

あまり気にならない選手もいるそうなので、予想の際には、ナイトレースの得意としている選手をあらかじめ見極めておきましょう。

ナイターレース予想に大事な4つのポイント

続いて、前記したレースへの影響を踏まえた上で、ナイターを予想する際に特に大事なポイントを見ていきましょう。

ナイターレースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

ナイターレースが開催されている地域が地元の選手を選ぶ

ナイターレースを予想する際には、実際にナイターレースが開催されている競艇場が地元の選手に注目しておきましょう。

ナイターレースが開催されているのは以下の地域になります。

ナイターレースのみ 群馬・大阪・香川・長崎
デイ・ナイターレース両方開催 愛知・山口・福岡

 

上記の地域が地元の選手は、普段の練習からナイターの競艇場を使っているので水面の感覚やライトの反射に慣れている場合が多いです。

地元の選手の当地勝率をチェックしておき、勝率の高い選手がいたら注目しておきましょう。

 

直前のレースがナイターレースだった選手に注目

次に、直前に出場していたレースがナイター開催だった選手に注目しましょう。

直前のレースがナイターレースだった選手は、身体が暗い状況での走行に慣れているので初日を有利に走ることができるとされています。

初日はナイターに慣れているかどうかで差がつきやすい傾向にありますが、競艇選手は日を重ねる毎に慣れてくるので3日目以降はほとんど差がでません

初日の予想では、前節のナイターレースの内容も把握しておきましょう。

公式サイトで直前の結果を確認することができますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

モーターの性能に注目する

ナイターレースでは前記の通り、モーターの出力が上がるので、選手の実力よりモーターの性能が勝因になることがあります。

モーター勝率は公式サイトや競艇場に展示されている情報で確認することができます。

また、モーターの整備情報も公開されているので、こちらも必ず確認しておきましょう。

ナイターレースでは、モーター性能の差でB2の選手がA1の選手に勝つこともよくあります。

モーターの勝率や、展示航走でのモーターの足、展示タイムをしっかりと確認しておきましょう。

 

ナイターレースは1号艇の勝率が上がる

前記の通り、ナイターレースはモーターの性能が上がることにより、短い距離で加速ができ、インコースの艇が非常に有利になります。

大村競艇場をはじめ、ナイターレースの競艇場は1号艇の勝率が高くなっています。

特に、暗くなってからのレースはどの競艇場も1号艇の勝率が60%を超えているので、手堅く予想する場合は1号艇を選ぶことが多くなるでしょう。

もちろん、進入の際に外側の艇が内側の艇の前に入り込み、少しでも内側のコースに入ろうとする『前づけ』が起こる可能性もありますが、感覚が掴みにくいナイターレースでは、スタートラインまで100メートル以下の位置からスタートする『深イン』のリスクが高まるので、フライングを避けるために枠なり進入になることが多くなっています。

ナイターレースは1号艇というだけでいつもより有利なので、1号艇の選手に着目しておきましょう。

ナイターレースのライブ配信を見る方法は?

ナイターレースのライブは、競艇場ごとの配信サイトで公開されています。

配信サイトの利用は無料で、会員登録などの面倒な手続きも必要ありません。

ただし、通信料はかかるので、スマホで見るときはフリーWi-Fiや家のネット環境に接続してから観戦するのがオススメです。

それぞれの競艇場について、スマホ用、PC用それぞれの配信サイトのリンクを貼っておくので、ご家庭でも競艇を楽しんでみてくださいね。

競艇場 スマホ PC
桐生  ライブを見る ライブを見る
蒲郡 ライブを見る ライブを見る
住之江  ライブを見る ライブを見る
丸亀 ライブを見る ライブを見る
下関  ライブを見る ライブを見る
若松 ライブを見る ライブを見る
大村 ライブを見る ライブを見る

 

まとめ

今回当記事では、競艇のナイターレースについて詳しく紹介してきました。

ナイターレースの特徴や、予想をする際のポイントをしっかりと把握して、実際に予想する際にもぜひ、参考にしてみてくださいね。

競艇場に行けない人も、スマホ用、PC用それぞれの配信サイトのリンクから、何処にいても観戦することができるので、お家などで競艇のナイターレースを楽しんでみてはいかがでしょうか?

競艇のモーターとは?性能差や整備から分かる予想ポイントを徹底解説

admin
2021年3月5日

競艇のモーターとは?性能差や整備から分かる予想ポイントを徹底解説

競艇において、舟券を的中させるためには、『選手の実力』や『各競艇場の特徴』など、予想する上で重要になる要素を把握しておくことは必要不可欠になってきます。

中でも『モーターの調子』は必ずレース結果に影響するほど、重要な要素とされています。

今回当記事では、競艇のモーターについて詳しく紹介していきます。

モーターはボートにおける心臓部ともいわれていて、いくら実力のある選手でも、モーターの調子が悪ければ結果は残せないと言われています。

モーターの基本的な情報から、レースの際に注目しておくと良いポイントなど、詳しく紹介していくのでぜひ、予想の参考にしてみてくださいね。

それでは、順を追って見ていきましょう。

 

競艇のモーターとは?

 

写真元:http://www.yamato-motor.co.jp/business_mainproduct/

モーターとは、ボートを推進させる原動力となる部分のことを指します。

競艇では、『エンジン』と言えば、モーターのことを指す場合もあります。

選手の実力だけでなく、モーターの性能もレースに大きく反映されてくるところが競艇の面白いところとも言えるでしょう。

 

モーターは抽選によって決められる

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_03_02_01.html

どの選手がどのモーターを使うかは、前検日と呼ばれている、レース初日の前日に抽選によって決められています

抽選は完全にランダムで行われていて、良いモーターを引き当てた選手はレースが有利になるとされています。

実力のある選手でも悪いモーターに当たれば活躍するのは困難になりますし、逆に、実力の劣る選手でも良いモーターを引き当てれば活躍できる可能性も見えてくる、まさに『運も実力のうち』と言えるでしょう。

 

モーターの性能には個体差がある

競艇で使用されているモーターは、全ての競艇場、全ての艇で同じ規格のものが使用されています。

現在のモーターには、ヤマト発動機 株式会社という会社の『ヤマト331型』というものが使用されています。

しかし、同じ規格のモーターでも1つ1つの性能に微妙な個体差があり、個々のモーターの性能がレース結果に大きな影響を与える、と言っても良いでしょう。

331型は、以前使用されていた321型と比べると、最大出力が1馬力ダウン、最高回転は6800回転から6600回転にダウンしており、(最大トルクは変わらず6000回転)モーターの個体差が大きいことも特徴として挙げられています。

モーターは消耗品であり、選手自身が整備しなければいけないことから、調子の良いモーターが当たるのに越したことはありません。

予想の際には、しっかりとモーターの調子や勝率をチェックしておきましょう。

節の序盤で調子が悪かったモーターでも、整備の技術が高い選手なら、節の中盤にはモーターの調子を取り戻してくることもあります。

 

気温や温度でモーターの出力が変わる

モーターは構造上、気温や水温で出力が変わるようにできています。

その特性上、気温が低くなると体積効率が上がって出足が強くなり、逆に、気温が高くなると出足が弱くなるのです。

つまり、モーターだけで考えると『冬場はインコースが有利』、『夏場はアウトコースが有利』と言えるでしょう。

 

モーターの性能は4つの足で決まる

モーターの性能は、以下の4つのポイントから見極められています。

出足  初速度
行き足 中間速度
伸び足 最高速度
回り足 ターン技術

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

インコースの艇は『出足』と『行き足』をチェックしておく

1〜3コースはスタート前の助走距離が短いので、出足(初速)と行き足(中間速)が重要となります。

基本的に、ボートレースは内側のコースが有利とされています。

1〜3コースの選手は、スタート時に出遅れず、出足も良ければ勝率は高くなると言えるでしょう。

 

アウトコースの艇は『行き足』と『伸び足』をチェックしておく

4〜6コースの選手は、助走距離が長いので、行き足(中間速)と伸び足(最高速)が重要になります。

アウトコースの選手が勝つためには、まくりを決めなくてはなりません。

そのため、中間速の『行き足』と、最高速の後速く走る『伸び足』が重要になってくるのです。

 

『回り足』はコースに関係なく重要

回り足とは、ターンマークを旋回する時にコーナーに入ってから抜けるまでの『減速→旋回→加速』のバランスの良さを表す言葉として使われています。

競艇では、第1ターンマークの攻防で勝負のほとんどが決着するとされているので、ターンが上手く決まるか(回り足)はどのコースにおいても重要となります。

『差す』のも『まくる』のも第1ターンマークで決まるので、レースの結果に影響してくる『回り足』には、必ず注目しておきましょう。

 

モーターの性能は展示航走で確認する

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/19/y_181.html

先ほど、モーターの性能である、出足、行き足、伸び足、回り足について紹介しましたが、ここからは4つの足を確認するポイントを紹介していきます。

4つの足を確認するポイントは、ずばり『展示航走』です。

展示航走とは、本番のレース直前に、各選手が全力でスタートやターンの練習をすることを指し、レースを予想する人はその練習の様子を、競艇の公式サイトや競艇場のモニターで見て予想の参考にしています。

競艇の展示航走には、以下の2種類が存在します。

 

・スタート展示

・周回展示

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

出足・行き足はスタート展示で確認する

 

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/27/y_226.html

競艇の展示航走では、スタート前は出足、スタートした後は行き足を確認できると言われていて、出足を確認する場合は、『ピット離れ』に注目しましょう。

ピット離れとは、ピットに待機しているボートが、出走の合図とともに発進する時のことを指します。

ピット離れの良い選手は出足が優れていることが多いとされていて、ピット離れが悪い選手は、伸び足である可能性が高いとされています。

また、スタート展示でフライングする選手がいたら注目しておきましょう。

その理由は、スタート展示でのフライングは『選手が思っていたよりもモーターの調子がよく』、いつも通りのスタートでフライングになってしまった可能性があるためです。

また、スタート後、他の艇よりも前に出ることができていれば行き足が良いモーターと言えるでしょう。

一方、スタート後に艇の舳先が上下に暴れる艇は、出足が弱いモーターである事が多いと言われています。

 

回り足は周回展示で確認する

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level1/l1_01_03_03.html

回り足を確認する場合は、周回展示に注目しておきましょう。

周回展示でターンが上手く決まる艇や、コースの内側に行く艇は回り足が良いモーターとされています。

前記した通り、競艇の勝敗のほとんどは第1ターンマークで決着すると言われています。

そのため展示航走では、回り足を確認できる周回展示に特に、注目しておくと良いでしょう。

 

伸び足は展示タイムで確認する

 

画像元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/19/y_182.html

伸び足は、出走表の『展示タイム』で確認することができます。

展示タイムは何秒だから良いという訳ではありません。

出走する艇の中で、展示タイムが最も速い艇と最も遅い艇をチェックしておきましょう。

単純に、速ければ伸び足に優れたモーター、反対に遅いと伸び足が悪いモーターと判断できると言われています。

 

モーターの勝率からエースモーターを見つける

 

画像元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/rankingmotor?jcd=02&hd=20210128

競艇において、特に調子の良いモーターは『超抜(ちょうばつ)モーター』や『エースモーター』 と呼ばれています

超抜モーターやエースモーターを見つけるには、出走表に記載されてあるモーターの2連率を確認しましょう。

こちらは具体的な数字で表記されているので、初心者の人でも簡単に確認できます。

超抜モーターやエースモーターなど、特に調子の良いモーターは、勝率が50%以上にも上ります。

しかし、常に超抜モーターやエースモーターを見つけ続けるのは難しいともされていて、一般的なモーターの調子は、勝率が40%以上なら調子の良いモーター、30%以下は調子の悪いモーターとされています。

 

モーターの交換から1~2ヶ月の勝率には注意が必要

競艇のモーターは、各競艇場が保有しており、1年に1回決まった時期に交換されます。

モーターは、交換してから1~2ヶ月の勝率には注意が必要という事を覚えておきましょう。

これはモーターを交換してからの出走数が少ないため、モーターの性能ではなく、選手の実力が大きく反映されてしまうことが理由とされています。

以下に各競艇場のモーター交換時期をまとめましたのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

 1月:児島

 2月:下関

 3月:住之江、大村

 4月:江戸川、浜名湖、三国、尼崎、鳴門

 5月:蒲郡、芦屋

 6月:平和島、びわこ、福岡

 7月:戸田

 8月:多摩川、唐津

 9月:津、宮島

11月:丸亀

12月:桐生、常滑、若松

 

整備経歴を確認する

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/35/y_274.html

競艇選手はモーターの調子を整えるために、自ら部品を交換することがあります。

例えば、転覆して水が入ってしまったモーターは調子が悪くなることが多く、部品交換が必要になる場合があります。

各選手が、どの部品を交換したかは公式サイト直前情報の部品交換の欄で確認できます。

画像元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/19/y_182.html

画像の場合は5号艇の選手がモーターの電気系統の部品交換を行ったことが分かりますね。

以下の部品の交換を、どれか1つでも行っているモーターは相当調子が悪いと言われています。

・クランクシャフト交換

・シリンダーケース交換

・ピストン3~4本の交換

・ピストンリング3~4本の交換

特に、クランクシャフトやシリンダーケースはモーターの中心なので、よほどのことがない限りは交換されないでしょう。

もちろん、必ずとは言い切れませんが、この2つの部品を交換した選手を中心に舟券を買うのはあまりオススメとは言えませんね。

 

まとめ

今回当記事では、競艇のモーターについて詳しく紹介してきました。

モーターは抽選で決められることなどから、各選手のモーター整備力もレース結果に影響する要素になるので着目しておきましょう。

展示航走や整備履歴にも着目しておくことで、舟券の的中率も上がる可能性がありますので、予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

こちらの参考記事も載せておきます!

競艇のコロガシとは?【メリット・デメリットと成功させる3つのポイント】

競艇における風の影響とは!?風の種類や風速まで徹底解説!!

admin
2021年3月5日

艇における風の影響とは!?風の種類や風速まで徹底解説!!

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_01_05_01.html

競艇の予想をする上で重要な要素がいくつかありますが、その1つとして『競艇の追い風や向かい風の影響』が挙げられます

競艇では、風向きや風速によってレースに影響があると言われていて、予想する上では必ず注目しておく必要があるでしょう。

今回当記事では、競艇における風の影響について詳しく紹介していきます。

競艇のセオリーとして、『追い風ならインコース』が有利、『向かい風ならアウトコース』が有利とされているのは有名ですよね。

しかし、これだけではわかりにくく、予想の際にも何となく程度の参考にしかならないし、このセオリーでは風速についても詳しくはわかりません。

風向きや風速がレースに与える影響を把握すれば、予想の質を高めることができるのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

風は『追い風』『向かい風』『横風』の3つに分類される

レースに影響を与える風には、大きく分けると3種類あり、追い風、向かい風、横風に分類されます。

以下に、それぞれの特徴を順に見ていきましょう。

『追い風』

追い風の場合は当然、艇は風に乗って加速しやすくなります。

その加速を保ったまま第1コーナーをまわることになるので、アウトコースの艇はターンの時に追い風の影響を受け、外側に流れやすくなるのでこの場合はインコースの艇が有利になります。

スタートタイミングは0.1秒で切る選手が多いので、スピードが上がるとフライングになる可能性は高くなりますよね。

フライングになると失格になる他にも、回数によってペナルティを受けることになるので選手は当然、慎重になります。

追い風が強いとスタートが上手い選手でも、いつも通りのスタートができずに崩れることがあるので注意が必要となります。

 

『向かい風』

向かい風の場合も当然、追い風とは逆に加速しにくくなります。

インコースの艇も加速しにくくなり、アウトコースの艇は小回りのターンを決めやすくなるのでこの場合はアウトコースの艇が有利になります。

とはいえ、通常のようなスタートは切りにくくなるため、スタートが乱れることも少なくはありません。

 

横風』

競艇では主に、追い風、向かい風が予想のときに注目されていますが当然、横風というのも存在しますよね。

横風は基本的にターンの際に影響があるとされていますが、追い風や向かい風に比べて影響は少ないそうです。

強風でボートが傾くような場合を除き、そこまで深く考える必要はないでしょう。

しかし、5m以上の風が吹けばボートが傾くなどの影響が出てくるので、どのくらいの風速なのかはしっかりと確認しておく必要があります。

また、横風のセオリーとして、右側からの風は差しが決まりやすく、左側からの風はまくりが決まりやすくなるということは覚えておきましょう。

 

風向きと風速によって有利なコースが決まる

競艇は風向きや風速によって有利なコースが変わり、予想する上で重要な要素になります。

風向きや風速毎に詳しく紹介していきますので予想の際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

無風~風速1mなら1コースが有利

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_02_02_01.html

そもそも競艇は1コースが有利な競技なので、無風~風速1mの場合は1コースが有利になります。

風が吹いていない場合に、1コースが有利なのは当然と言えるでしょう。

また、追い風や向かい風が吹いていても、風速1m以下ならレース結果に影響しないとされているので、無風~風速1mのレースでは、風の影響は気にせずに予想するのがオススメです。

 

追い風2m~3mなら2コースが有利

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_02_02_04.html

追い風2m~3m場合、有利なコースは2コースになるでしょう。

その理由として追い風のレースでは、1コースの艇の第1コーナーでのターンが膨らみやすくなることが挙げられます。

その場合、2コースの艇は膨らんだ際の隙を突く、差しが決めやすくなるでしょう。

追い風2m、3mのレースでは、普段より2コースに注目することが必要とされています。

 

追い風4m以上なら2コース~4コースが有利

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_02_02_03.html

追い風が4m以上の場合は2コース~4コースが有利とされています。

2コースの艇が差しを決めやすくなり、有利になるのは前記した通りですが、3、4コースの艇は差しに加えて、まくり差しも決めやすくなるのです。

風が強くなるほど、レースが荒れる傾向にあるので3、4コースの艇にもチャンスが生まれる可能性は高くなるとされています。

さらに、アウトコースの艇はスタート時の加速の利が生まれるので4m以上の強い風の場合には、2コースの艇に加えて3、4コースの艇にも注目しておくことを忘れないようにしましょう。

 

向かい風2m以上なら4コース~6コースが有利

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/level2/l2_02_02_02.html

向かい風2m以上なら4コース~6コースのアウトコースが有利になるとされています。

これはセオリー通り、スタート時の加速の影響で、アウトコースの艇がスピードを活かしてまくりを決める可能性が高くなるからです。

向かい風が2m以上のレースでは、普段よりも4コース~6コースの艇に注目して予想してみましょう。

風速が強いほど、このような傾向が見られます。

 

競艇の風の情報はどこで見れるの?

 

写真元:http://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/beforeinfo?rno=1&jcd=02&hd=20210124

各競艇場の風の情報は、競艇の公式サイトの『直前情報で見ることができます。

『水面気象情報』を見ると、直前のレースの時点での風の向きと強さが確認できます。

写真元:http://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/beforeinfo?rno=1&jcd=02&hd=20210124

水面気象情報は直前情報』の画面右下にこのように表示されています。

競艇場のモニターで風の情報を確認するのは難しいとされているため、風の情報の確認はPCやスマホなどで、競艇の公式サイトを見るのがおすすめです。

 

風の影響を受けやすい競艇場

競艇場には、立地条件によって風の影響を受けやすくなっている競艇場が存在します。

逆に、年間を通しても風の影響を受けにくく、予想の際に風の影響をほぼ考慮しなくてよい競艇場も存在します。

風の影響を受けやすい競艇場で予想する際のポイントも紹介していきますので、順を追って詳しく見ていきましょう。

 

桐生競艇場

桐生競艇場では、『赤城おろし』と呼ばれる強風が有名です。

赤城おろしは、群馬県の中央部から東南部において冬場に北から吹く、冷たく乾燥した強風です。

桐生競艇場では、これが追い風となり水面に影響が出ます。

冬の桐生競艇場では特に、赤城おろしに慣れている地元の選手が有利になってきます。

桐生競艇場では、もともとインコースが弱い傾向があり、赤城おろしが吹いている時期はその傾向がより顕著に現れます。

赤城おろしが吹いていて、地元選手が外枠にいる場合は狙い目と言えるでしょう。

 

浜名湖競艇場

浜名湖競艇場は、立地条件から風の影響を非常に受けやすい水面とされています。

さらに、浜名湖競艇場では季節によって風向きが変わるので、季節も予想に取り入れることがポイントです。

春には向かい風が吹き、1コースの勝率が落ち込む傾向になるので、この時期はアウトコースのまくりを中心に予想を立てることをオススメします。

逆に冬は強い追い風が吹くので、それによって1コースの勝率が5割を超えてきます。

浜名湖競艇場は、季節によって予想の仕方ががらりと変わるのが特徴なので、季節毎の風向きを把握し、常に風の情報に注意しておきましょう。

 

津競艇場

津競艇場も、季節によってがらりと風向きが変わる競艇場として知られています。

津競艇場は立地条件から、風の通り道となっていて風の影響を受けやすいと言われています。

夏には南からの季節風が吹き、追い風となるので2コースの艇にも注目しておきましょう。

また、冬には鈴鹿山脈から『鈴鹿おろし』と呼ばれる吹きおろしの風が吹き、これが向かい風となるので、まくりが決まりやすい傾向にあります。

津競艇場は、年間を通して強風の日が多く、風速3mの日は全体の5割にもなります。風速5m以上の日も少なくはなく、安定板の装着も稀に見られます。

そのため、津競艇場では風によって荒れたレースが起こりやすいので、風の情報に注意しておくことがオススメです。

 

まとめ

今回当記事では、競艇における風の影響について詳しく紹介してきました。

レース直前の風の情報を公式サイトから確認する方法は、PCやスマホから簡単に確認できるのでしっかりと覚えておきましょう。

風がレースに与える影響や、風の影響を受けやすい競艇場でのポイントなど、予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。